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薬香草園に行ってきました

投稿日:2014年4月3日 更新日:

 

先日、飯能の名栗温泉に行ってきました。

温泉といえば、秩父や鬼怒川などしか思い浮かばなかったのですが、意外に近場で良いところがあるのだなぁと思いました。

平日で大雪が降った後だったためか、お客さんが少なかったようでお部屋はこたつ付きの角部屋で子供達が鬼ごっこできるくらいの広々とした和室で大満足の家族旅行となりました。

 

その帰り道に立ち寄ったのが生活の木薬香草園という場所で、飯能の閑静な住宅街にあります。

ここは、ハーブやアロマオイルで有名な生活の木が経営する薬香草園で、レストランやショップ、ハーブガーデンそしてアーユルヴェーダの施術を受けられるサロンなどが併設されています。

それほど便利な場所とも思えなかったのですが、お昼時ともなるとご近所(と思われる)のマダム方でレストランはほぼ満席。人気の高さが伺えました。

今回、残念ながらサロンに伺う事はできませんでしたが、こちらのサロンでは本格的なアーユルヴェーダトリートメントを受けられるそうです。

 

アーユルヴェーダとはご存知の通り、インドにおける伝統医学です。

私達が日々研鑽している中医学は中国における伝統医学ですので、お国は違えども少し共通している部分もあります。

アーユルヴェーダと中医学☆埼玉中医薬研究会
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(生命)とヴェーダ(科学)を組み合わせた「生命科学」という意味だそうで、本来、古代インド文明に発祥する伝統医療だそうです。

瞑想やヨガ、オイルマッサージ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などで、毎日の生活に取り入れて、心と体の健康を保つことを目的としているそうです。

アーユルヴェーダでは、体質をつかさどるヴァータ、ピッタ、カパという3つの要素(ドーシャ)があり、この3つのドーシャがバランスよく存在しているのがベストの体質と考えられています。

しかし、これらのドーシャのいずれかが強く出ると体質が大きく異なり、健康だけでなく性格にも影響を及ぼすそうです。

 

アーユルヴェーダと中医学☆埼玉中医薬研究会
中医学でも情緒と体質は関連しているとされています。中医学では寒熱、五臓のバランスなどで考え、漢方薬は基本的にバランスを整えます。

同時に生活の養生も重視されており、上記のアーユルヴェーダのように、食事、睡眠、ストレスなどを整えると同時に、運動、呼吸法などの健康法を取り入れるとよいと思います。自分の体質を把握して、健康維持に努めたいですね。

かくいう私も、漢方薬や健康食品を取り入れながら、Wii Fit UでTVの画面の中のインストラクターに励まされながらヨガや筋トレに励んでいます。

私達もお客さまの健康のインストラクターでいられるよう日々努力しております。

こんな事相談してもいいのかな?と思うような小さな事でも、脱却できるヒントがあるかもしれません。

ぜひご相談下さいね。

 

写真は生活の木のハーブガーデンで購入したハーブの寄せ植えです。

 

アーユルヴェーダと中医学☆埼玉中医薬研究会

 

 

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