私の好きな漢方薬は牛黄清心丸です。
主成分は牛黄（ゴオウ）と言って牛の胆嚢、胆管などにできた結石です。牛黄の薬用としての歴史は中国の薬物書の中に、人参などと共に紹介されています。
それによると命を養う薬で、久しく服用しても害は無く、中国では古来より珍重されていたようです。
その薬効は急に引きつけを起こして倒れたり、高熱による障害や人事不省に落いった時の救急薬として応用されていたようです。
牛黄の薬効は漢方的に考えますと、血液の病的な熱をとる作用です。
血が余分な熱を持つということは、血液の流れを悪くし、肝臓、心臓などの臓器にも負担をかけることになります。
牛黄は血液の流れを正常にし、生活習慣病と言われる心疾患、血圧異常、血栓、肝臓障害の改善、予防に広く使われています。
私もどこか旅行に行く時には緊急時の対応薬として必ず持参する事にしております。
※漢方薬は医薬品です。
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牛黄清心丸
投稿日：2023年2月8日 更新日：
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