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埼玉中医薬研究会

勉強会のお話

中医心理学、方剤学から見た安神薬の使い方

投稿日:2012年10月21日 更新日:

【講師】  松永樹浩先生
【まとめ】  埼玉中医薬研究会 学術担当:永和堂薬局 松永知子先生

 

10月21日の定例会は永和堂薬局の松永樹浩先生をお迎えして「中医心理学」について、講演して頂きました。

勉強会のお話

 

niji  中医心理学は何故必要か?  niji

心身症の患者様の例をあげながら説明されました。

中医心理学は中医学の理論に基づき人の心理や心理に関係する病を考え、いかに改善するかの研究や臨床方法の応用を行う学問です。

中医心理学は一人一人の体の状態をみるうえで天候、地理、社会環境、家など考え合わせて、さまざまな分野の中医薬学方法で、より正常な精神心理状態を求めていきます。

何より薬害はないので安心です。

 

 

午後からは、張立也先生をお迎えして  cross 「方剤学から見た安神薬の使い方」 cross  について講義をしていただきました。

睡眠についてのメカニズム、睡眠について中医学的な考え(子時大睡、午時小睡)や、重鎮安神薬(鎮静安定に働き、陽気の燥動による動悸、不眠狂燥、痙攣、煩燥に適する)と、養心安神薬(養心柔肝、滋陰益血の効能を持ち、動悸、不眠、多夢、不安、焦燥に適する)の分類と応用、各方剤の構成から詳しくご説明されました。

なかでも、日本初の重鎮安神のミンハオは、神経の疲れを感じる人、頭脳労働者、受験生、営業マン、経営者、芸能人などによく、タイプ別により天王補心丹、酸棗仁湯、帰脾湯、星火温胆湯、柴胡竜骨牡蛎湯などと、プラスで用いることにより更に切れ味がアップします。

 

勉強会のお話

 

詳しくは埼玉中医薬研究会会員のお店でご相談ください。


 

 

2012年10月21日勉強会出席者(※順不同)
もも木薬局 桃木先生 薬眞堂薬局 三矢先生 永和堂薬局 松永先生
田中薬局 大坂先生 ウエマツ薬局 植松先生 東薬局 長澤先生
岡田厚生堂薬局 岡田先生 陽花莉薬局 池田先生 サトウ薬局 佐藤先生
葵漢方薬局 吉岡先生 薬眞堂薬局 小手指店 三矢先生
さんあい薬局 戸塚先生 升屋栄貫堂薬局 引間先生
パルシィー薬局 永沼先生 大慶堂漢方薬局 岡先生
光和薬局 後竹先生 松一屋薬局 松永先生
太極堂薬局 小寺先生 漢方専門薬局 環 梶谷先生
いわい薬局 岩井先生 化粧品と漢方の店さいとう 斉藤先生
あい薬局 大谷先生

 

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