* 午前の部 *
【講師】 中医学講師 高橋揚子先生
【まとめ】 埼玉中医薬研究会 升屋栄貫堂薬局:引間紀之先生埼玉中医薬研究会、4月19日の定例会午前の部は、中医学講師 高橋揚子先生をお迎えして漢方の古典「黄帝内経」について講義いただきました。
女性の体の特徴は7の倍数で変化がおこることです。
「7」という数字は陽を表し、女性の体は陰であるため、陰と陽が合わさるとバランスが整うところから7の倍数で変化がおこるという規則性を見出しました。7歳 髪が生える
14歳 生理が始まる 天癸:腎精の生殖機能にかかわる部分
任脈 太衝脈
21歳 体の成長がピークに達する
28歳 体が最も強壮になる
35歳 顔髪のツヤが衰え始める
42歳 白髪が出始める
49歳 生理が止まる男性の体の特徴は8の倍数で変化するということです。
春の養生のポイント
肝は春の養生に深く関係します。植物の新芽が出て枝がのびのびと成長する姿は自律神経のバランスを調節して体内の気のめぐりをのびやかにさせる間の働きと相通じるからです。
* 午後の部 *
【講師】 中医学講師 鄒大同先生
4月19日の定例会午後の部は、中医学講師 鄒大同先生をお迎えして「認知症と補腎活血」について講義いただきました。
認知症の種類
1、血管性
2、変性性
・アルツハイマー 3~5割
・レビー小体型中医学的には「肝」「腎」「心」「脾」などが正常な働きができなくなる状態。
また、病理産物である「お血(おけつ)」や「痰」が関係しています。そのために情動や記憶機能にさまざまな症状がおこります。対処法の中心となるのは「肝」「腎」の働きを補うこと、そして「お血」に対する活血剤の使い方がポイントになります。
詳しくは埼玉中医薬研究会会員のお店でご相談ください。