漢方薬は効くのに時間がかかるとよく言われますが、こと風邪に関していえば、西洋薬より即効性があります。
口に入れた途端に効き始めるのがわかることもしばしばあります。
風邪は、たかが風邪されど風邪でこじらせるととてもつらいですよね。
家庭ではお母さんが漢方薬での風邪の治し方をマスターしておくと、とても助かります。
風邪には主なタイプとして、青い風邪(風寒:ふうかん)、赤い風邪(風熱:ふうねつ)、黄色い風邪(風湿:ふうしつ)があります。
特徴は、
青い風邪は、悪寒が強い、鼻水が透明さらさら
赤い風邪は、喉の強い痛み、熱感、鼻水は黄色粘りがある
黄色い風邪は、体が重だるく、下痢をする、鼻水は白く粘りがある
基本的には、こういう特徴がありますが、風邪のごく初期は青いのか赤いのかわからない時があります。
特に子供さんは症状を伝えにくいということもあって、わかりにくいかと思います。
その時は、舌を見て下さい。
舌がいつもより赤ければ、赤い風邪の対応をしていきます。
特に子供さんは普段の舌の色を見ておき、風邪っぽいと舌の色をみて、早めに対処するとひどくならずにすみます。病院にかかる場合も漢方薬を早めにのんでおくと治り方が違います。
まずは、お近くの中医薬研究会の薬局に相談しながら、ご自分の風邪を治してみてください。
風邪と漢方薬
投稿日:2014年2月21日 更新日: