【講師】 高橋楊子先生
【まとめ】 埼玉中医薬研究会 学術担当:永和堂薬局 松永知子先生
10月23日の定例会では「痺証」の講義をしていただきました。
「痺証」とは、風、寒、湿、熱などの邪気が人体の肌表、経絡、関節などへ侵入して、気血津液(きけつしんえき)が滞ったり閉塞したりすることによって、肌肉・筋骨・関節の痛み・こわばり・痺れ・重だるい・腫脹などの症状を現す病証(「素問」痺論篇)のことです。
臨床の関節リウマチ、痛風、関節・腰・膝・筋肉痛・神経痛・変形性関節炎・関節のこわばり・手足や筋肉の痺れなどの病気を含みます。
また、2007年日本整形外科学会が提起した、高齢者の発病率がかなり高いロコモティブシンドローム(locomotive syndrome:運動器症候群)も痺証に属します。
痺証の外因と内因の病因病機、弁証論治、多くの方剤と新しく5つの生薬とグルコサミンとコンドロイチンが配合された「活楽宝」の症例を交えながらお話しされました。
病因病機によりさまざまな漢方薬があります。
詳しくは埼玉中医薬研究会会員のお店へ相談してください。
2011年10月23日勉強会出席者(※順不同) | ||||
・もも木薬局 桃木先生 | ・ウエマツ薬局 植松先生 | ・永和堂薬局 松永先生 | ||
・薬眞堂薬局 三矢先生 | ・岡田厚生堂薬局 岡田先生 | ・光和薬局 後竹先生 | ||
・田中薬局 田中先生 | ・東薬局 長澤先生 | ・いわい薬局 岩井先生 | ||
・松一屋薬局 松永先生 | ・モトマチ薬局 長島先生 | ・サトウ薬局 佐藤先生 | ||
・太極堂薬局 小寺先生 | ・薬眞堂薬局 小手指店 三矢先生 | |||
・葵漢方薬局 吉岡先生 | ・漢方のしみず快生堂 清水先生 | |||
・エミカ薬局 多田先生 | ・大慶堂漢方薬局 大谷先生 | |||
・陽花莉薬局 池田先生 | ・漢方薬局 慈恵堂 川島先生 | |||
・さんあい薬局 大谷先生 | ・漢方専門薬局 環 梶谷先生 |