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埼玉中医薬研究会

勉強会のお話

中医診断

投稿日:2008年7月20日 更新日:

中医診断(腰痛、貧血)

2008年6月15日

【講師】 武藤勝俊先生
【まとめ】埼玉中医薬研究会 学術担当:永和堂薬局 松永知子 先生

 

6月15日の定例会は武藤勝俊先生をお迎えして、「中医診断(腰痛、貧血)」をご講義していただきました。

貧血では貧血が起きるメカニズムから、材料不足・吸収力低下・生成力低下による貧血の特徴と対策、血液を効率よく作る漢方薬、また血液の生成が、ストレスや慢性病が原因となる消耗に追いつかない失血(出血が見られないのでなかなか気がつきにくい)のお話をされました。

また、腰痛では気候の変化が影響するタイプの分類や、疲労・老化が影響するタイプの分類と分かりやすく説明していただきました。慢性の腰痛は痛みを取り除くだけではなく、筋骨を強化することが重要で、「独歩丸」は血行を促す「冠元顆粒」とともに慢性の腰痛治療の基本となると話されました。

 


 

中医診断2(メタボ・慢性疲労)

2008年7月20日

【講師】 武藤勝俊先生
【まとめ】 埼玉中医薬研究会 学術担当:永和堂薬局 松永知子 先生

 

7月20日の定例会は前回に引き続いて武藤勝俊先生をお迎えして、メタボリックシンドロームと慢性疲労のご講義していただきました。

メタボリックシンドロームの中医学的な対応として、まずは肥満の解消であり(その人にあった体型、体重を見ることが大切!!)、肥満が起こるメカニズムとして

【1】エネルギー不足による代謝低下
【2】代謝不良による老廃物の蓄積

があげられ、肥満治療の基本「三爽茶」に7種類のタイプ別に分けて分かりやすくご説明いただきました。

また、慢性疲労の起こるメカニズムでは

【1】栄養物質の不足による機能低下
【2】代謝不良による老廃物の蓄積

に分け、【1】では何が低下してどのようなものを補うか、【2】では気滞・お血・痰濁の三大老廃物をどのように取り除くか、などを面白く解説いただきました。

 


 

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