段々暖かくなり薄着の季節になってきました。
そうなると、お腹のまわりや二の腕についた余分なお肉が気になってきます(;--)TVでよくお腹まわりの脂肪に~といった漢方薬を宣伝しておりますが、できれば漢方薬は専門家の意見に従って購入する事をお勧めします♪
防風通聖散という処方がダイエットで有名になりましたが、汗をかかせる成分や下剤が含まれているので、万人にお勧めできるわけではないのです(・・;)
中医学用語でいうと、余分な脂肪は痰湿や痰濁と言われます。
いかにも汚い余分な溜まったものという印象を受けますがその通りです!中医学では気血水が十分にあって滞りなく流れていて健康を保つと言われていますが、痰湿や痰濁は気血の流れを阻んでしまい、不調を引き起こす原因にもなり得ます。
そんなあなたもワタシもいざ実践!
中医学に基づいたダイエットは
太ってしまった体質を見極めて、健康的な身体づくりに結びつけて
痩せる事を目標とします。
ですので、個々で方法は異なります。
元気がなくて一日じっとしている運動不足の方には元気を補うもの!
血液ドロドロで不要なものが排泄されづらい方には血液の流れをよくするもの!
ストレスフルな方にはそれを軽減するもの!
・・などなど。
体調も改善されるのが特徴です。長年かけて積みあがった体質による脂肪は根気よく落としていく事が必要です。
でも、もっと積極的に落としたいという方はやはり食事と運動にも気を使いましょう!
ダイエットはあくまで体重ではなく脂肪を落とすのが目的です。
体重は落ちたけど一緒に筋肉が落ちてしまえば代謝が落ちてリバウンドしやすくやせづらい身体になってしまいます。脂肪に比べて筋肉は比重が重いので、同じ体重でも脂肪が減って筋肉が増えれば身体のラインはしまって見えます。
また、筋肉は脂肪を燃やすいわば焼却炉のような存在なので、多ければ多いほど基礎代謝が増えてやせやすい身体になります。
食事について
食後は血糖値が上がりますが、緩やかに上がった方が太りにくいのではじめに食物繊維が豊富なキノコ類やお野菜をとると急激な血糖上昇を抑えられます。筋肉を維持するため、良質な蛋白質を補いましょう。油分が少なく動物性の鳥のササミなどオススメの食材ですよ♪
油と砂糖はなるべく控えましょう。特に一緒に摂ると単独で摂った時よりもはるかに体脂肪に変わりやすいようです。
運動について
筋肉を維持してくれる運動は無酸素運動(筋トレなど)、脂肪を燃やしてくれるのは有酸素運動(ウォーキング、水泳、自転車こぎ、エアロビなど)です。無酸素運動をした後は脂肪が燃えやすい状態になります。軽く筋トレをしてから有酸素運動をすると効率がよいですよ(^_-)
最近、スポーツクラブなどで有料で体組成計で測定してくれるサービスがありますが、漢方薬局でも備え付けてあるお店もありますよ。
脂肪の量や筋肉量、水分量などを客観的に判断できるので、励みになりますよ♪
中医学に基づいたダイエット
投稿日:2011年5月22日 更新日: