昨年、友達夫婦に誘われ、30数年振りにスキーに出かけた。
怪我をすると代わりが効かない仕事の為、スキーは避けていたが、やってみて意外に滑れたのではまってしまった。
還暦を過ぎた老体にはスキー場の寒さに耐えられるか心配であったが、最近のアウトドア用品の進化には実に目を見張るものがある。ヒートテック肌着、メリノウール、ゴアテックス素材などのウェアに身を固めると意外に温かいのである。
綿入り上着にビニロンのヤツケの時代からはまさに隔世の感がする。
防水性があるのに透湿性もあるという真逆の機能を持った夢の様な素材(ゴアテックス)は冬の行動フィールドを多いに広めたと云って良いだろう。
又、昔はスキーというと夜行で行って滑って帰ってくるというパターンが多かった。
今は高速道路網が発達し私の住まいを8時頃出ると群馬、新潟、長野の殆どのスキー場は日帰りできる。
いやはや便利になったものである。
少しずつ上達するのが楽しみで、今年は毎週の様に出かける有様である。
若者に混じってスキーを楽しむと年齢も忘れ、若返った様な気分になる。
これもスキーの効用か?
そんな時代背景か、最近はスキー場にシニア世代も多く見る様になった。
カラフルなウェアを着て華麗に滑る女性スキーヤーがゴーグルを外すと想像とは別人の時がよくある。
男性スキーヤーもしかりである。
元気な人は元気である。
私もお客様からスキーや登山をするというとすごいね、とか、若いね、とか言われる。
内心、嬉しいものである。しかし、忘れてはならない事がある。気は若くても身体は確実に年齢を重ねているのである。
無理をしてはいけない。
私の場合、もう1本滑りたいと思ったその前に止める事にしている。
それと、実は愛用の漢方薬がある。一つは牛黄清心丸というものである。
1000頭の牛、1頭からしか取れないと云われる牛の胆石からとった貴重な薬物である。強心作用(心臓の働きを高める)にはこれ以上の物は無い。
私は非日常の運動をする時、無雪期の登山、冬のスキーには欠かせない。
私にとって車で例えると2000ccの排気量が3000ccにパワーアップした様な感じがある。
翌日の仕事にも疲れを残さず支障がない。
又、身体や頭を若く維持するために血流改善も必要と冠元顆粒や麦味参顆粒も普段から愛用している。
自然を相手にする時には冷静な判断力が要る。
最近の百名山ブームで中高年の登山がブームでもあるが中高年の事故が特に多いらしい。
山やスキーなどのハードな活動をする時は体力がものをいう。
体力的な余裕がないと楽しめないし、危険性も増す。
自然と言うフィールドを楽しみ、安全、無事帰ってくる為にもこれらの漢方薬を中高年には是非お奨めしたいものである。
転ばぬ先の杖
投稿日:2014年2月9日 更新日: