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埼玉中医薬研究会

勉強会のお話

糖尿病治療の代謝平衡法−合併症・微小循環改善−

投稿日:2007年4月15日 更新日:

【講師】 張立也先生
【まとめ】埼玉中医薬研究会 学術担当:永和堂薬局 松永知子 先生

 

古今糖尿病異なる

糖尿病発病前の体質や治療方法と時期などで、中国医学では「三多(多飲・多食・多尿)」により「一少(消痩)」に至る古人の経験があります。

現代糖尿病の80%の病人は、「三多一少」の症状が多く見られなく、現代の社会背景、生活スタイル、飲食習慣が変容し体重オーバーや内臓肥満が多く、 現代糖尿病病人の80%が肥満者である。

肥満型2型糖尿病は肥満症の合併症の一つであり心脳血管疾患へ進行する中間段階でもある。糖尿病の基本病機が大きく変わっている。

合併症の予防と治療を重視

血糖降下剤で単に血糖値を下げても、氷山の一角を削ることにしかならなく、水面下の肥満、高脂血症、インスリン抵抗性は変わらないので、 合併症が現れるのは避けられない。よって微小循環を改善し、血管の保護を徹底し、合併症の予防と治療を重視すべきである。

糖尿病合併症の病理的な特徴 → 全身血管の硬化性変化

大血管 糖尿病特異的ではないが、高頻度かつ高度の変化を示す
細小血管 周皮細胞の変性・壊死から硬化所見主体

 

オ血の軽い初期 →冠元顆粒で十分対応できる。
  (水快宝を配合した方が良い)
  冠元顆粒 1包/日~ +α 予防・治療量
オ血の重い後期 →冠元顆粒+水快宝必要(君臣為伴・相輔相承)
  冠元顆粒 3包/日+水快宝15粒/日~ +α
  弁証加減

 

埼玉中医薬研究会~勉強会のお話~

 


上記の糖尿病の随伴症状あれば血糖をコントロールしにくい理由でもある。
これらの症状を改善することは漢方薬の長所であり、
改善することで糖尿病合併症の遅延、軽減させることができる(迂回降糖)


 

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