【講師】 神戸元町夢クリニック院長 河内谷敏先生、
中国広州中医薬大学第一付属病院羅氏婦人科継承人 羅頌平先生
【まとめ】 埼玉中医薬研究会 松永知子先生
8月の定例会は、8月27日に開催された中医婦人科不妊症専門講座Webオープンセミナー(ZOOM 開催)に振替になりました。
内容は二部構成で、第一部、「不妊治療の最新動向及び保険適用に伴う不妊治療の問題点」と題し、神戸元町夢クリニック院長河内谷敏先生の講演があり、保険適用から1年、いろいろの保険診療内の制約があるなか、同院の初診希望者が増え、採卵数や移植数の増加他、体外受精の希望される患者も多くなった。漢方薬局・薬店からの紹介された患者の半数が妊娠出産されたのは、漢方で体質改善されたためと見解を述べた。
第二部、中国広州中医薬大学第一付属病院羅氏婦人科継承人の羅頌平先生から「高齢不妊及びIVF-ET反復不成功の中医薬対策」と題して、DOR不妊の中医学的治療を話され、中医学での<腎―天癸―衝任―子宮軸>学説に基づいて調経、助妊、安胎などを行なう方法を説明されました。
特に、反復不妊の病理変化特徴、各段階の中医学の総合的治療方法を詳細に教えていただきました。詳しくは埼玉中医薬研究会会員店にご相談ください。